かざやのブログ

ゲーム中心に特撮やアニメなど、いろいろなお話をしていきます。 よろしければ、皆さん見に来てくださいね。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

うわーすっごくいいよっ!!

昨日、とあるチャットに参加して、KAITOな曲をいろいろ教えてもらいました。
その中の一曲。
夢見ることり。
KAITOさんとMEIKOさんと。
すっげー、いいっ!!

というわけで。
思わず作ったSSを隠しで入れておきます。ふふふ。

相手が誰なのか。
それは皆さんの妄想にゆだねます。

うちはあの子とあの子です。ふふふ。

出会うのが、遅かった。
こんなにも、焦がれていたことを、君は知っているだろうか?

冷たい雪の上を、素足で歩いていく。
ぽとりと、椿の花びらが落ちる。
思わず、笑みがこぼれる。
まるで、それは自分の血の色のように思えて。
こんな雪の中、椿が咲くなんて、ありえない。
けれど、何故かここで咲いていた。
ありえないことなんて、何もないと、この椿は……。
伸ばした手が、止まった。

「冷たいですよ」

振り返った先に、君はいた。
驚いた。
遥かな過去。
きっと、君は覚えていないだろう。
けれどそれは、心の中にずっと、消えずにいた。

「冷たいですから、その……」
「ありがとう」

椿の花を一つ、摘んで。
君の髪に飾った。

月明かりが照らす町。
そういえば、こうして君の隣を歩くのは初めてだった。

「大丈夫ですか?」
「何が?」
「その……体のこと……」
「大丈夫。今日は調子いいから」

君は心配そうに見上げていて。
君の顔に映る月明かりが綺麗で。

「寒くはない?」
「いえ、その……大丈夫です」
「そう?」

わからないと思っているのだろうか?
僅かに震える肩。
気づかれないと思っているんだろうか?
一つ微笑んで。

「あっ……」

君の肩を抱き寄せた。
着物の裾が揺れる。

「綺麗だね」
「あ、あの……」
「月明かりが」
「な、なにいってるんですかっ!!」

思わず上を向いた君の顔。
そんな君の唇に自分の唇を重ねて。

「君が綺麗だから。あの月よりもずっと……」

何かを言おうとしている君。
頬を染めて、驚いている君に。
もう一度、口付けを。

自分の気持ちを代弁するかのように。

愛している、と。

白い雪の上。
赤い雫が落ちる。
赤く染まる、雪。
倒れる、何か。
君はこれをみて、どう思うだろうか?
君は心を痛めるだろうか?
自分の着物は、何も染まっていない。
何色にも、染まっていない。
ただ、右手に持っていた刀には、赤い雫が零れていた。
君にはいえない、自分の本当の姿を。


「何も、できない……」

零れるのは、君の涙。
あれからどのくらいの時が過ぎただろう?
医者からは、半年といわれていたのに。
少しあがいてしまった。

「私に何か、できることはない?」

手を伸ばして、君の涙を拭ってやる。
そして、微笑んだ。

「笑って」
「え?」
「君の笑顔が、見たい」

驚いて、君は瞳を細めた。まだ零れる涙をそのままに。
「あなたって、意地悪よね」
君の言葉に、思わず笑みを浮かべる。
「ずっと、何かを抱え込んだまま、あなたは逝くのね」
静かに聴いていた。心地よい君の声を。
「離してあげよう。この鳥かごから」
君は笑う。
「じゃあ、あなたも一緒」
君はそっと、唇を重ねた。
「一緒よ」

最後に見たのは、君の笑顔と。
ゆっくり池に落ちる、椿の花だった。


窓辺に小さな子供が座っていた。
可愛らしい、小さな女の子。

「お母さん、あけていいの?」
「ええ、いいの」

女の子の手にあるのは、鳥かご。
そっと開くと、首をかしげた鳥が、母親と子供を見上げる。

「いきなさい」

その声に導かれるように、小鳥は大空へと舞って行った。
スポンサーサイト
[ 2010/07/04 10:56 ] いろいろ | TB(0) | CM(2)
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/07/04 18:45 ] [ 編集 ]
Re: こんにちはー
ハルぞぉさん>

チャットではお世話になりました☆
さっそく、コメントもいただいて、ありがとうございます!

SSですが、私のオリキャラになります。
一人は男。和風になるので羅那(ラナ)ですね。最後に死んでしまう方です。
もう一人は女。羅那の恋人、沙奈(サナ)です。
サナは、実はHPに全然ないんですが、ラナに関しては、ブログにリンクしている「K-ライン エクスプレス」の方にありますので(ミニPBeM 幻影の宴 夢幻の欠片 公式HPへのリンク先になります)そちらを見ていただけると嬉しいです。
今回は、それの和風版となります。
いろいろと裏設定も、もりこんでいるので、分かりづらいところもあるかもしれませんが、その部分も含めて妄想していただければ、幸いです。

と、ここまで書きましたが……。
実はわざと、二人の名前は書きませんでした。
今回のSSは、皆さんにも楽しんでもらいたいと思ったので、皆さんの好きなキャラで妄想してもらえたらなと思っています。

さて、妄想はできましたか?
もしよければ、好きなキャラを当てはめて、もう一度、楽しんでもらえると嬉しいです☆

追伸:予定では、あと2本、SS作りますー☆ 気に入った曲があったので♪
   よければ、そちらも楽しんでもらえると嬉しいです。
[ 2010/07/05 09:32 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。